検査実録

食文化の欧米化に伴い、昨今は大腸検査の実施年齢も若年層まで広がっているようです。
とはいっても、やはり大腸検査を受ける年齢層は中年以降の男性が中心というのが実情です。
会社の健康診断のオプションや、個人で受診する人間ドッグなどで受ける事がほとんどで、胃の検査の受診履歴と比較するとまだ少ないようです。
これには、受診する機会が少ないのと同時に、大腸検査に伴う様々なイメージや、実際に受診した人を通じての苦痛の体験などから、とかく敬遠されがちなのが理由の一つだと考えられます。
通常、大腸検査というと内視鏡による方法が一般的で、多くの病院や検査機関では、検査時の苦痛を緩和する為に、麻酔などを使用するところが多いようです。
その為、検査開始から終了まで全く意識がない状態でできるので、一切の検査時の痛みや不快感などはなく受けられるのが最近の大腸の内視鏡検査の実態です。
しかし、まだまだ大腸検査というと、他の検査に比べ、煩わしいことが多いのも事実で、検査前の絶食や、下剤使用による不快感などは避けられないという点などがあるので、今後は更にこれらの改善策なども期待したいところです。


検査のススメ

大腸検査というと、多くの人が検査に対して大変なイメージを抱いている人が多いようです。
その為、余程必要に迫られなければ、自ら率先して検査を受けようと考える人が少ないというのが実情です。
しかし、今や2人に1人が癌になるという時代です。
その中でも大腸癌というのは常に上位で、若年層にも病気になる人が増えている為、多くの人が大腸検査を積極的に受診するようになってもらいたいものです。
では、実際に大腸検査はどのようにして行われるのでしょうか。
検査の実施機関によって、多少の差はありますが、多くは内視鏡を使用して、大腸内をくまなくチェックする方法が一般的といえます。
大腸内にカメラを入れるため、事前に大腸内を空っぽにしておかなくてはなりません。
その為、検査の数日前から、食事を徐々に制限し、当日は更に下剤や浣腸を使用して、完全に固形物が大腸内に残っていないかを確認してから検査を行うことになります。
この検査の事前準備が、大腸検査が敬遠される理由の一つといってよいくらい、少々苦痛や困難を伴うものであることは確かです。
しかし、これらの多少の苦痛を伴ってでも、今の大腸がんの患者数の急増率を考えると、一人でも多くの方に受診をおススメしたいところです。